よりよい子育て、保育をめざす人を応援したい
今、教育の世界中の国々で、最も注目されている教育は、実は保育・幼児教育です。
最大の理由は、子どもの育ちに乳幼児期の過ごし方が大きな意味を持っていることが最近の研究でわかってきて、乳幼児期の保育・幼児教育がとても大切だと認識されてきたことですが、もうひとつ、社会の大きな変化で、子どもは、地域の豊かな自然や人間関係の中で育つことが困難になり、小さな核家族の中で、母親だけが孤立した状態で子育てをせざるを得なくなっている、ということも大きな理由です。家庭を本気で応援していかなくては子どもを産むこと自体をみな不安に思うようになってきているのです。
家保研は、そうした状況を念頭に、今期待されている保育の内容や質をどう実現していくか悩んでおられる現場の先生方を応援し、また、何の練習もなくいきなり本番!という育児の中で悩みを無数に抱えている家庭を支援するためにつくられました。その内容は既成の知識を伝えることではなく、みなさんと、その園、その個人に沿ったやり方を、ご一緒に考えながら創造していく手法を取ります。だからデザインであり、共同の作品作りと考えています。できるだけ現場のニーズに合った研修メニュー用意させていただくつもりですので、ご遠慮なくご要望をお伝えください。
汐見稔幸と和恵が立ち上げた研修組織ですが、共感してくださるベテランの方々がたくさん講師として待機していてくださっています。ご連絡をお待ちしています。